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移住者インタビュー

公開日:

梶原 大吾さん一家

移住を決めた理由

大吾さん:
実家が東峰村で建設業をしているので、いずれは東峰村に帰るつもりでした。
妻とは福岡の大学で出会いましたが、最初からそのことは伝えていたので自然な流れで
Uターンできた感じです。
インタビューに答える梶原大吾さん

それまではどこに?

大吾さん:
ここに来る前は広島に住んでいました。
勤め先の会社は東京に本社があり東京近辺に数年住み、その後転勤で広島に来た状況でしたが、住んでいた所は人口密度が高いエリアということで知られたところで、長女の通っていた保育園は園児が300人ほどいましたし、商店街などもとにかく人の多いところで、東峰村と真逆の環境だったと思います。

移住後に思ったこと

恭子さん:
移住したのは平成30年でその後、新型コロナが流行し、外出自粛やマスク着用などがありましたが、今考えれば、あのまま広島に住んでいたら子供たちにもすごいストレスがかかったのではないかと思います。
この村では出会う人も少ないので散歩ものびのびできましたし、移住のタイミングとしては、とてもよかったと思っています。
これまで5回ほど引っ越しをしてきましたが、いつも階下の人に迷惑にならない様に子供たちに「走らない!」とか、「静かにしなさい!」とか注意していました。
ここは一軒家ですし、ご近所とも距離があるので一切気を遣うこともなくなりとても快適です。
心配だったのが保育園児の人数で、広島の時と違い2番目の子どもと同学年の園児が誰もいなかったのでちょっと気がかりでした。
ところが上の子や下の子と遊ぶことで、人間関係が縦に広がり下の子に対して面倒見のいい状況も出てきました。また、その後の東峰学園においても人数が少ない分、先生との関係が密になることで十分なサポートが受けられていますので、教育の面での心配はないと思いました。
インタビューに答える梶原恭子さん

東峰村の魅力

恭子さん:
朝がとてもすがすがしくて、窓を開けると遠くの山並みを背景にシカの群れを見ることもよくあります。こんな風に動物を見ることは都市部ではないと思います。
また、家の周りの田んぼも季節ごとに色合いが変わるんですよね。今は収穫の時期を迎え黄金色になっています。
この村では、季節の移り変わりをとても美しく感じることができます。

梶原大吾さん一家

移住して予想外だったこと

恭子さん:
私自身は福岡市の生まれなので、田舎への移住に対して、いろいろ嫌なことが起きるかもしれないと覚悟してきましたが、嫌なことがほとんどなかったことが予想外でした。
地域の人に快く受け入れてもらっているので、こちらも分からないことがあれば気軽に尋ねている状況です。

今後の目標

大吾さん:
購入した家には蔵があるので、将来的にはそこでお店でもできればと思っています。
妻が革製品等のクラフトをやっているので作品を並べたり、カフェなんかも併せてできるといいかなと思います。
梶原大吾さんが購入した家の外観

移住を考えている人へのメッセージ

恭子さん:
私たち家族は夫がこの村の出身だったので比較的スムーズに地域に馴染み、また受け入れられたと思っていますが、田舎には都会にはない消防団活動や地域の奉仕活動(草刈り等)があります。
主に土日にありますので貴重な休日を充てることになりますし、また人間関係が近いところもありますので慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
こうしたことに抵抗がある方やもっと自由に田舎を楽しみたいという方には田舎暮らしは向いていないかもしれません。ぽつんと一軒家をお勧めします。
とは言え、こうしたマイナス面とも思えることを差し引いたとしても田舎暮らしの魅力は充分にあると思います。

梶原大吾さん一家