公開日：2023年05月26日

　東峰村BRT駅周辺整備計画基本構想の策定について

　JR九州の日田彦山線は、筑豊地域や大分県日田市といった主要区間を連絡する基幹的な鉄道路線であり、通勤・通学の交通手段として利用されるとともに、地域のシンボルとしても親しまれていました。しかし、平成29年７月九州北部豪雨（以下「九州北部豪雨」という）により、添田駅以南で甚大な被害を受け、現在は添田駅から夜明駅の区間において不通となっています。九州北部豪雨以降、復旧に関する協議は県やJR、関係自治体により行われてきましたが、2020年（令和２年）７月に開催された「第６回日田彦山線復旧会議」において、関係自治体（福岡県・大分県・東峰村・添田町・日田市）とJR九州の間で、彦山駅－宝珠山駅間を専用道とするBRT（バス高速輸送システム）で復旧することが合意されました。

　BRTという新しい交通システムの導入を機に、沿線地域の持続的な発展を目指していくため、福岡県と東峰村、添田町が連携して「福岡県日田彦山線沿線地域振興計画」を策定し、地域の人口確保や域外から人（観光客、移住者）を呼び込むための魅力ある地域づくり、地域が潤う産業振興施策等を進めています。

　本基本構想はBRTの運行を一つの契機として村民、事業者、行政などが連携して村づくりを進めるため、東峰村内に位置するBRT駅周辺に必要な機能や役割を整理し、駅周辺の将来ビジョンを共有するとともに、将来的な整備の方向性を整理し推進するため、「東峰村BRT駅周辺整備計画基本構想」を策定しました。

• 東峰村BRT駅周辺整備計画基本構想　計画書.pdf
• 概要版 東峰村BRT駅周辺整備計画基本構想.pdf

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