東峰村総合計画について
東峰村では、平成27(2015)年度から令和6(2020)年度までを計画期間として、第2次総合計画を策定し、「美しい山里を継承し豊かな暮らしを創造する幸せな村」を村の将来像として、5つの基本目標を定めて、様々な取り組みを推進してきました。一方、人口減少、少子高齢化への対応として、「東峰村人口ビジョン及び総合戦略」を策定し、平成27(2015)年度から令和元(2019)年までの5ヵ年で、様々な取り組みを進めていました。
しかし、平成29年7月5日から6日にかけて発生した九州北部豪雨災害は、本村において、かつてない河川氾濫、流木、土砂災害等を引き起こし、尊い人命が犠牲となり、住宅、インフラ、産業等への甚大かつ広範囲にわたる被害をもたらしました。このため、早期の住環境、インフラの復旧、産業の再生、被災者への支援、自然環境の再生など、迅速かつきめ細やかな対応が必要となり、平成30(2018)年3月に東峰村復興計画を策定し、「安全・安心な村づくり」の実現を目指して、村をあげて曾遊な復旧・復興の取り組みを行っているところです。こうした状況において、将来像の実現に向けた村づくりを進めていくためには、前期基本計画及び総合戦略で取り組んできた施策の継続に加え、復興計画における様々な施策を推進する必要があります。そのため、災害後の村の状況を踏まえながら、これらの計画を包括するような総合計画として、第2次総合計画の後期5ヵ年を対象とする後期基本計画を策定しました。