東峰村の概要
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本村は、平成17年3月28日に旧小石原村と旧宝珠山村が合併して発足した自治体で、福岡県朝倉郡に属しています。福岡県中央部の東端に位置し、大分県日田市と隣接しています。
英彦~求菩堤山地(東)と古処~宝満山地(西)との結節点にあたる中山間地域で、遠賀川流域の筑豊盆地(北)と筑後川流域の筑後平野(西南)及び日田盆地(東南)との結節点でもあり、分水界を形成しています。
本村の総面積51.97平方キロのうち山林原野が約86%多を占め、南北に長く、枝にとまった鳥の姿に似ています。
東から北そして西には標高500mから900mの急峻な山地が迫り、その谷間を大肥川が中央部を南流し、大行司で合流する宝珠山川は、その源流の渓谷の清流を集めています。
北端にある小石原盆地は標高、460~480mで、湖底盆地と言われ、盆地内の5つの小河川を集めて小石原川が西流し、江川ダムの水源となっています。
これらの川はいずれも筑後川に集められ、遠く有明海に注いでいます。
小石原盆地を除けば、農耕地はこれら河川の支流沿いに、断続する小盆地や狭少な平坦部に限られています。
一方、山林は西九州内陸型の気候(有明海型に属す)で、年間雨量は約2000mmと、県内の他の平野より300mmほど多く、地味も肥沃で美林が多くあります。
冬季には積雪をみることが多くありますが夏季は25~26℃と涼しくなっています。