計画策定の背景と目的
本村においては、JR日田彦山線、西鉄バスを公共交通として利用できるほか、タクシーを運行しており、タクシーチケット(タクシー助成事業として高齢者、運転免許証返納者、障がい者等を対象に配布)による利用が可能となっています。なお、2017年7月の九州北部豪雨によって不通となっていたJR日田彦山線については、2023年8月末よりBRT(バス高速輸送システム)として運行が開始されることが決定しています。
このような中で、地域住民の暮らしやすさ向上や、観光客の移動利便性確保のため、BRT駅舎を起点とした2次交通(BRT駅舎と村内各地をつなぐ公共交通)の整備が今後の課題となっています。このため、村内の地域交通を持続的に支える運営体制の構築と、2次交通の整備をはじめとした地域交通の様々な課題解決を目的とし、令和5年3月に「東峰村地域公共交通計画」を策定しました。